世界地図

本記事では、20年前に世界地図から消えた島、麦わらの一味の一人であるニコ・ロビンの故郷の故郷でもある、オハラという島について解説します。

また、ロビンの回想シーンをもとにオハラの地図を作成したので紹介します。

空白の100年とは?

 オハラを語る上で、ワンピースの中の最大の謎の一つ「空白の100年」を知ることが欠かせません。

 ワンピースの世界における歴史の中で、「空白の100年」と呼ばれる、歴史的な記録が一切残っていない、いえ正しくは、何者かによって歴史がもみ消された100年間が存在します。時期でいうと、ちょうど900年前から800年前の100年間です。

 それでは誰が、この100年間の歴史をもみ消そうとしているのか。それは世界政府です。(こんなこと書いたら、もしかしたら消されるかもしれない笑)

 ワンピースの世界では、世界政府という国連のような組織が世界の国々を取りまとめています。世界政府ができたのがちょうど800年前。世界政府にとって知られなくない真実がこの100年間にあると言われています。実際、世界政府はこの100年間の歴史を探ることを法律で禁じるという徹底っぷり。

今後この空白の100年に隠された真実がわかってくるのが楽しみですね。

オハラはどんな島?

さて、いよいよオハラの話です。

「ワンピース 391話 悪魔と呼ばれた少女」より
「ワンピース 391話 悪魔と呼ばれた少女」より

オハラはかつて西の島(ウェストブルー)にあった島で、麦わらの一味の一人であるロビンの故郷。ただし、今は世界地図にも存在しない島です。なぜなのか。その理由はロビンの過去が明らかになる41巻で語られています。

そもそもワンピースの世界にはポーネグリフと呼ばれる大きな石が世界中に存在します。そこには古代文字に様々な情報が刻まれています。中には空白の100年の秘密につながる情報が含まれているポーネグリフも存在します。

オハラの中心には全知の樹という巨大な木があり、その中の図書館の地下には、その空白の100年の秘密が書いているポーネグリフがありました。

オハラには優秀な考古学者達は、夜な夜なポーネグリフの古代文字を解析し、空白の100年の謎を解こうと長年研究を続けてきました。もちろん法律で禁じられた行為です。

幼いころのロビンは自身の能力を使って、この考古学者が研究する姿を覗き見ながら勉強し、独学で古代文字を読むことができるようになりました。

さて、世界政府はこの考古学者たちによって空白の100年の秘密が発覚することを恐れており、とんでもない行動に出ます。それがバスターコール。世界政府の軍艦が集結し、跡形もなくなるまで砲撃を続ける攻撃です。

現在も空白の100年に関する記録が残されているポーネグリフが世界中に散らばって存在していますが、その古代文字を読めるのが現在は世界中でロビンだけ。ロビンの存在が、今後空白の100年の秘密が明らかになっていく上で大きな鍵となるのは間違いありません。

オハラの地図を公開

当サイトはワンピースの世界の世界地図を作っています。

世界地図だけでは飽き足らず、ルフィ達が冒険してきたいろいろな島の地図も、画の隅々に書いてある情報をもとに再現しようとしています。

早速ですがこちらが当サイトで作成したオハラの地図です。

オハラの地図

オハラに関してはまずはこのシーンを参考にしています。

「ワンピース 391話  デレシ 」より

このクローバー博士の後ろに貼ってある地図らしきものがオハラの地図だと思います。

「ワンピース 394巻  オハラの悪魔達 」より

それからこのオハラを上空から見渡した絵を見ても、概ね地図と一致しているような気がしています。

地図の右上の方にはロビンがオハラからボートを使って逃げ出したルートを書いています。ロビンがなぜこの燃え盛る島を背中に、一人でボートを使って脱出する必要があったのか。そのロビンの壮絶な過去はぜひコミックスを読んでみてください。

この話を読んだあとで、現在のロビンがルフィ達と一緒に笑顔でいるところを見ると感慨深い気持ちになります。

オハラがもともとあった場所は?

それではオハラは世界地図の中ではどこに存在しているのでしょうか。当サイトではオハラは西の海のこの位置に存在したのではないかと予想しています。

世界地図においてオハラはここにあったのでは?

 

ロビンはバスターコールによって焼け野原にされた故郷から青キジによって逃がしてもらいました。ただ、残念なことに逃げるところを世界政府に目撃されてしまいます。

その後、オハラのはるか北東の島から出航する客船に紛れて逃げたことが分かっています。客船が出るくらいなので、それなりに大きな島であることが予想されますね。このことから、北東に大きな島が位置する場所に存在することが分かるのでこの位置と予想しました。

まとめ

本記事では、ロビンの故郷であり、現在は世界地図に存在していない島であるオハラについて解説しました。また、オハラの地図を紹介し、そのオハラがかつで世界地図のどこにあったのかについて予想しました。
 
何かコメントがありましたらぜひお願いします!地図については新たな気づきがあれば随時更新していきたいと思います。

未分類

ワンピースのワノ国編、盛り上がってきてます。
ワノ国編は登場人物も多く、展開が頭に入ってきづらいところがありますね。

当サイトはワンピースの世界地図を作成していますが、ワノ国の世界地図を作って、ワノ国編の大きな流れをつかんでいきたいと思います。

漫画 ONEPIECE 91巻

麦わらの一味はパンクハザードで錦えもんと出会いワノ国へ目指す。

ワノ国編の第一幕のあらすじの前に、ワノ国へたどり着くまでの経緯の復習です。新世界に入った麦わらの一味は、最初の島パンクハザードで錦えもんという侍に出会います。

新世界からワノ国へたどりつくまでの航路

パンクハザードからドレスローザ、ゾウ。錦えもんも一緒に旅をしながら錦えもんの仲間と合流していきます。ルフィの目的も、錦えもんの目的もワノ国にいる四皇カイドウを倒すこと。

ゾウで仲間達は4組に分かれ行動します。

  • ワノ国先行:先にワノ国入りして、カイドウを倒す作戦を遂行する組(ウソップ、フランキー、ロビン、ゾロ、錦えもん、ロー、他)
  • サンジ奪還:政略結婚に巻き込まれたサンジを助けにホールケーキアイラン経由でワノ国を目指す組(ルフィ、ナミ、チョッパー、ペコムズ、他)
  • マルコ捜索:マルコと合流してからワノ国を目指す組(ネコマムシ、他)
  • ゾウ残留:一旦ゾウに残りあとでワノ国へ合流(モモの助、イヌアラシ、他)

それぞれ自分達のミッションを達成し、ワノ国を目指します。

ウソップ、フランキー、ロビンの先入り組は花の都で任務を遂行。その頃ゾロは。。

花の都
花の都

先にワノ国入りしたワノ国の花の都で任務を遂行します。任務とはカイドウを倒すための仲間集めや、情報収集、カイドウの屋敷の図面調達などです。

それぞれテキヤや大工、踊り子としてうまく花の都で目立たないように馴染みながら任務を遂行しています。

しかし、やはりゾロだけは騒ぎを起こして指名手配されてしまいます笑

ルフィ到着。編笠村の少女、お玉の病気を治すために都へ。

ワノ国は6つの郷から成り立っています。
第一幕の主な舞台はここ九里です。

第一幕の舞台は九里

無事に四皇ビッグマムからサンジを取り戻したルフィ達もワノ国入りします。
 
ワノ国への入国方法はカイドウの許可を得る正規のルートの他には、急流を巨大な鯉につかまって入国するしかありません。なんとか入国できましたがルフィは他の仲間たちとはぐれてしまいます。
 
最初に到着したのが編笠村。ここでお玉という少女に出会います。

編笠村


ルフィに助けてもらったお礼に、自分の誕生日のお祝いのお米をごちそうしてしまったお玉は、空腹をしのぐために汚染された水を飲み、病気になってしまいます。
そこでルフィはお玉を助けるため、医者を探しに町へ向かいます。
 
ちなみにこの編笠村は、ルフィの兄、エースのゆかりのある村で回想シーンで登場します。

おこぼれ町の茶屋でお玉の病気を治すも、うっかりカイドウの部下にさらわれてしまう。

ルフィは医者を探すためカイドウの部下が支配する、博羅町に向かいます。途中、平原で酒を奪っていたゾロと合流。
ルフィを見つけたときのゾロの嬉しそうな顔が好きです笑

ゾロと合流。おこぼれ町へ。

このときにゾロが助けたお鶴さんという人。この人が茶屋を営むおこぼれ町に案内され、川の毒で病気になったお玉を治療してもらいます。

ここでワノ国は将軍が治める花の都以外は、治安も悪く、自然は汚染され食糧もまともに得られない状態であることを知ります。

ここおこぼれ町も、博羅町の腐りかけた食糧を買って飢えをしのいでいるような町。そんな現状を見てルフィ達は思うところがあったようですが、その隙にカイドウに部下にお玉をさらわれてしまいます。

お玉を助けに、博羅町へ向かいます。この時、茶屋で働くお菊という侍も一緒にいきますが、このお菊も重要な人物の一人です。

役人の町、博羅町でカイドウの部下を倒し、騒ぎに。

ワノ国のカイドウの部下は、どれも奇妙な形をしています。どれも動物系の悪魔の実の能力者なのですが、明らかに失敗作。その理由がSMILEと呼ばれる人工悪魔の実です。



さて、ここ博羅町で、ルフィとゾロは食糧を奪って、おこぼれ町にぶちまけたりお菊にいやがらせをする横綱を張りてで吹っ飛ばしたり、あげくの果ては、怒りに任せてこの町のボスであるカイドウの部下ホールデムを倒したり。
とにかくやりたい放題。それがルフィのいいところではあるのですが。。
 
一通り暴れたあと、海賊同盟を組んでいるトラファルガー・ローに案内され、えもんや編笠村ではぐれた仲間達と合流します。

おでん城跡で、仲間と合流。そこで衝撃の事実を錦えもんから聞かされる。

おでん城で仲間達と合流

おでん城では、錦えもんから衝撃の過去を聞かされます。

なぜ錦えもん達がカイドウを倒そうとしているのか、それはかつての主君である光月おでんの無念を晴らすためですが、その壮絶な過去のストーリーを読者が知るのは96巻まで待たなければなりません。

そして錦えもんからは、続いてどういう作戦でカイドウを倒そうとしているのかも語られました。

ルフィが竜の姿をしたカイドウに挑むも一撃で惨敗。

そうこうしている間に、博羅町に竜の姿をしたカイドウが現れます。ルフィは、自身が食糧を提供したおこぼれ町の町民の安否を気にして、カイドウのもとに急ぎます。

なぜかというとこの食糧は、カイドウが管理する桃源農園で収穫された食糧であり、結果としてルフィがカイドウの食糧を奪ったものをおこぼれ町にばらまいたからです。
 
しかし、部下にルフィ達がおでん城あとにいると部下に聞かされたカイドウは、ルフィと入れ違いにおでん城を一瞬で吹き飛ばします。

カイドウは部下を強化するために人工悪魔の実SMILEを裏ルートで入手していましたが、SMILEの製造自体、ルフィがドフラミングを倒したことで不可能になってしまいました。その件でルフィに恨みがあったのと、あとは酔った勢いで、ルフィが潜んでいると聞いたおでん城を吹き飛ばすことにしたのです。
 
これに逆上したルフィはカイドウに殴りかかりますが、一撃で返り討ちにあいます。カイドウはルフィを部下にするべく、兎丼にある収容所にぶちこまれたところで第一幕が終わります。

まとめ

ワノ国に到着し、仲間達と合流した麦わらの一味と錦えもん達、そして海賊同盟を結んでいるロー達。改めて四皇カイドウを倒す作戦を確認しますが、いきなり竜の姿をしたカイドウが現れ、ルフィは勝負を挑むも一撃で返り討ちあってしまいまうところまでを地図を使って説明しました。
  
これを読んで少しでも興味をもってもらえた場合はぜひコミックスを!
ワノ国編は90巻からです。

世界地図

先日ワンピースマガジンというものを初めて購入しました。

というのもこのyoutubeの動画を見ていたら、「ワンピースマガジンvol.9」という雑誌に、 ルフィ達が偉大なる航路(グランドライン)に突入するあたりの連載中に描かれたという 世界地図のスケッチが載っているというので速攻でAmazonで購入。
描かれたがもう20年くらい前ということですよね。

手に取ってみると、ありましたありました。なんか見ているだけでわくわくしてきます。 そこで早速、描かれた世界地図を当サイトの世界地図に反映してみました!!

レッドラインがもとの地図と比べて雄大な感じになりました。 偉大なる航路(グランドライン)の地図はほとんどいじっておらず、 東西南北のそれぞれの海には尾田先生のスケッチに描いてあった島を追記したのが主な変更点です。

それぞれの海で、まだ場所が明確になっていない土地と 今回追加した島々との関係性について思いを馳せてみたいと思います。

東の海(イーストブルー)はほぼ完成形

東の海はルフィの航路まで明確に描かれていたのでほぼ完成形だと思います。

東の海(イーストブルー)
東の海(イーストブルー)


今後追記したいなと思っているのがゾロの出身地であるシモツキ村。 これはシェルズタウンの割と近くにあることが予想されます。ゾロの初登場はシェルズタウンの海軍基地で捕まっているところでしたが、ゾロが自分一人で長い距離を航海できるとは思えないですからね(笑)

それからテキーラウルフの場所もどこでしょうか。テキーラウルフというのは、700年も前より奴隷によって建築され続けているある島と島をつなぐ巨大な橋の上の国。つないでいるのがどの「ある島と島」なのかは不明です。


麦わらの一味が、シャボンディ諸島にてバーソロミューくまに飛ばされたとき、ロビンはこのテキーラウルフに飛ばされました。なので、偉大なる航路(グランドライン)から そこまで遠くない場所とは思いますので、当サイトの地図ではこのあたりに書いています。

謎が多い北の海(ノースブルー)

ワンピースマガジンに出てくる世界地図のスケッチの中では北の海については多く描かれていません。地図上も島が少なく寂しい感じなので、魚人島編で登場したクラーケンを登場させてみました。クラーケンの故郷は北極ということだったので。

北の海(ノースブルー)
北の海(ノースブルー)

作中で北の海が出てきたのは、

  • サンジの回想シーン
  • トラファルガー・ローの回想シーン
  • モンブラン・ノーランドの回想シーン

いずれも泣かせる名作ばかりです。

北の海(ノースブルー)はかつてサンジのご先祖様がジェルマ帝国を築き66日間だけ北の海を制圧していたとか。もう300年もの昔の話です。


現在このジェルマ王国は世界政府加盟国でもありますが、船の上に国を築いている海遊国家で、仕事に合わせて国ごと移動するので地図上には描きにくく今は地図には書いていません。

トラファルガー・ローの回想シーンでは、ローの出身地であるフレバンスや、命をかけてローを守ってくれたコラソンとの別れの場所となってしまった、ルーベック島ミニオン島なんかは今後追加していきたいです。

空島編のモンブランド・ノーランドの回想シーンはワンピース史上最高クラスのアツい話になっていますが、そのノーランドの故郷は北の海のルブニール王国でしたね。

西の海(ウェストブルー)には不思議な形の島が描かれている

西の海で作品に登場する主な土地は2つあります。

ロビンの出身地であり、現在は地図上から消えているはずのオハラ。そして、ドレスローザ編に登場し、ルフィ達の傘下に勝手に入った八方水軍の出身地である花ノ国です。

西の海(ウェストブルー)
西の海(ウェストブルー)

尾田先生のスケッチには、とても面白い形の大きな島とその周辺に小さな島が描かれています。その小さな島の一つを勝手にオハラと予想。

オハラはロビンの幼少時代、 海軍によるバスターコールにより島ごと消え去っていますので、半透明で描いています。幼い頃のロビンは後の大将青キジの手助けによりボートで一人逃げることができました。 周辺に 手漕ぎのボートで少女がたどり着ける範囲に土地があることが予想されますので、 島が密集していることあたりと考えました。

花ノ国はどこなんでしょうね。花ノ国のギャング、八方水軍の先代の棟梁はドン・チンジャオという人物で、長い錐型の頭が自慢でした。

その自慢の石頭をルフィのおじいちゃんである海軍中将ガープに凹まされ、ドレスローザ編ではその恨みを孫のルフィに対して晴らそうといます。そんなチンジャオはその自慢の頭で氷の大陸を割ったという伝説があります。そんな伝説があるくらいなので、花ノ国氷の大陸がありそうな南端に位置するのではないかと予想しています。

南の海(サウスブルー)の巨大な島はソルベ王国?

そして最後は南の海。スケッチにはとんでもなく大きな島が描かれています。

南の海(サウスブルー)
南の海(サウスブルー)

南の海で、作品中で重要になりそうな土地といえばソルベ王国でしょうか。
七武海でありながら革命軍の幹部であり、ルフィ達をシャボンディ諸島で助けてくれたバーソロミュー・くまがかつて国王だった国です。もしかしたらこの大きな島こそがソルベ王国である可能性は考えられます。

原作で描かれる土地の中で、南の海(サウスブルー)でいうと、チョッパーが一時期滞在していたトリノ王国、そして エースの生まれ故郷であるバテリアでしょうか。

尾田先生のスケッチを見ると、どうやら構造は地球と似ているようで、 地図の北と南には北極と南極が明記されています。また作中ではシャンクスとバギーが北極と南極がどちらが寒いのか、言い争っているシーンが描かれています。つまり何がいいたいかというと、ワンピースの世界でも、地球と同じく北極や南極に近づけば近づくほど寒くなるようなのです。

反対に地球でいう赤道付近はワンピースの世界でも暖かいことが予想されます。偉大なる航路(グランドライン)は天候もめちゃくちゃとのことなので、例外としても、 東西南北の各海においては偉大なる航路に近づくほど温暖な気候なんじゃないかと思っています。

バテリアは美しい海と浜辺、ヤシの木が描かれていましたし、トリノ王国では住民が布一枚で暮らしているようなので、偉大なる航路 (グランドライン) 付近の温暖な気候の小さな島として描くのがよさそうです。

まとめ

本記事では尾田先生が描いた世界地図のスケッチをもとに、世界地図をアップデートしてみました。

アップデートした世界地図をもとに、作中に出てくる土地がどこに該当するのか?描かれていなければどこにあるのかな?なんていうことを想像しながら書きました。

いつの日か皆さんともそんな予想話に花咲かせることができればなと思います。

世界地図

本ブログではワンピースの世界地図を研究、独自に作成しています。地図という切り口でワンピースを考察し、途中から読む人でも分かるように説明することを目指しています。

さて、ルフィ達は四皇の一人、カイドウを倒すべく、最悪の世代の一人である海賊トラファルガー・ローと同盟を結んでワノ国に乗り込んでいて、ワンピース史上最高クラスの盛り上がりを見せています。その舞台であるワノ国の場所について考察します。

ワノ国に至るまでの航路とあらすじはこの記事を参照してください。

ワノ国とはどんな国なのか?

ワノ国は江戸時代の日本がモデルになっていて、そのトップには将軍黒炭オロチ。ワノ国は五つの地域に分かれていて、その各地をかつては大名が治めていました。しかし現在は各地域も荒廃し、更には国を実効支配するのはオロチが金で雇った海賊四皇の一人カイドウです。

ワノ国は世界政府非加盟国。通常各国は世界政府に加盟することで、世界政府の組織である海軍本部に海賊達から守ってもらいます。しかし、ワノ国は、800年前、逆にその世界政府から守るため、あえて鎖国をしています。一体なぜ鎖国をしたのか、それはこれから解き明かされるであろう謎の一つです。

ワノ国にはかつて、光月おでんという大名がいて、彼こそが海賊王ゴール・D・ロジャーと共にラフテルにたどり着いたクルーの一人です。彼の子孫である光月家が深く関わっていることは確かです。

ワノ国は新世界の中盤くらい

それではワノ国は一体どのあたりにあるのでしょうか。それはこの赤丸のあたりです。

ワノ国というのは新世界のちょうど中盤あたりで、少しノースブルー寄りに位置しています。

新世界ってそもそもどこ?大阪じゃないよね?という方はこちらの記事を読んでみてください。簡単にいうと、グランドラインという長い航路の後半の海のことです。

光月おでんは、当時の将軍の息子でありながらもその破天荒な性格。世界を見てみたいと、ワノ国に流れ着いた白ひげの船に乗り込みます。鎖国中のワノ国では国民が海外に渡航することは禁じられていますので、ましてや大名である光月おでんが海外に渡るなど大問題です。

96巻965話では光月おでんが白ひげの船にのって、後の妻になるトキと話しているトキにその手に簡易な世界地図を持っています。

ワンピース96巻965話
おでんが持つ世界地図
ワンピース96巻965話
おでんが持つ世界地図

このブログで書いている地図とは世界の中心が異なりますが、新世界の中盤、北の海(ノースブルー)寄りに存在することが読み取れます。

ワノ国への入国の仕方は2通り

ワノ国の周りの海は、波も天候も大荒れな上に、周囲が崖のようになっていて地形的にかなり入国は困難です。ワノ国への入国できるルートは2つしかありません。95巻第954話に簡単な解説があります。

ワンピース95巻第954話
ワノ国への入国方法
ワンピース95巻第954話
ワノ国への入国方法

非公認ルート

1つ目は編笠村につながる滝を巨大な鯉につかまって入国するルート。

命がけでいちかばちかですが、ルフィ達やビッグマムもこの方法で入国しています。過去にはルフィの兄エースもこの方法で入国したのでしょう。なぜこんな方法をとるかというと、2つ目の入国方法はワノ国を実効支配するカイドウの許可が必要であり実質このルートしか選択肢がありません。

非公認ルート

2つ目の入国方法はカイドウの許可のもと、滝を割った中にある洞窟の中を進み、終点の潜港(もぐらみなと)でゴンドラで引き揚げてもらうというものです。

それぞれにルートをワノ国の地図上で表すとこのような感じになります。

ワノ国へ入国するルートは2つ

まとめ

本記事では新世界の中盤に位置するワノ国の位置を、光月おでんの回想シーンを根拠に再確認しました。

また、ワノ国へ入国する方法が2つある点について説明しました。

世界地図

漫画「ワンピース」の平面の世界地図を作成しています。ワンピースは今や世界的大人気の漫画ですが1997年から連載している超長期連載の漫画なので読んでみたいけどなかなか入りづらいところがありますよね。そんなあなたに今からでも間に合うように世界地図を使いながら5分間で解説していきます。

解説に使う地図はこちら!!

冒険の始まり

漫画「ワンピースは」海賊王ゴール・D・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめざし、世界中の海賊達が争う「大海賊時代」の話です。このワンピースが何なのかは物語を通じた謎の一つです。

主人公のモンキー・D・ルフィは、地元の村に滞在していた海賊「赤髪のシャンクス」に命を救われます。
海賊になることを決意したルフィとの別れ際に、シャンクスはトレードマークの麦わら帽子を預けます。いつか立派な海賊になって返しにこいと。

ルフィは悪魔の実の一つである「ゴムゴムの実」を食べてしまい、全身がゴムのゴム人間になってしまいます。ワンピースの世界では様々な悪魔の実の能力を持つ人が登場し、彼らは「能力者」と呼ばれます。

またロジャーやルフィの名前に含まれる「D」という名を持つ「Dの一族」とは何か?というのがいまだに明かされていない作品を通してのもう一つの謎です。

東の海(イーストブルー)

ルフィの冒険はここ東の海(イーストブルー)から始まります。4人の仲間を集め、ワンピースのある偉大なる航路(グランドライン)へ向かいます。

ルフィの冒険は、シャンクスとの別れから10年後、ここ東の海(イーストブルー)であまりにも有名なセリフである「海賊王に俺はなる!!」と共にここフーシャ村から始まります。

ルフィは、ゾロナミウソップサンジの4人を仲間にしていきます。彼らは明確な夢を持ちながらも、一歩を踏み出せず自分の人生を歩めていない状態でしたが、皆ルフィに助けられ、惹かれて仲間としてついていくことを決意していきます。

オレンジの町では道化のバギーを倒し、グランドラインの地図をゲットします。それから海賊の強さを表す指標の一つである懸賞金。ルフィは東の海での最後の冒険で3000万ベリーの懸賞金がかけられます。

グランドライン突入

双子岬でクロッカスに出会い、グランドラインの最終地点が「ラフテル」という島であることを知ります。果たしてそこにワンピースがあるのか。それを知っているのは海賊王のクルーだけですが、ルフィたちもラフテルを目指します。

ドラム王国アラバスタ王国空島ウォーターセブンスリラーバークと冒険を進め、チョッパーロビンフランキー、そしてブルックを仲間に加えます。

アラバスタ編では、歴史の本文(ポーネグリフ)古代兵器という物語を読み進めるうえで重要な存在が明らかになります。ポーネグリフとは、大きな立方体の石の石碑で、隠された歴史やラフテルの場所などが古代文字で刻まれています。また古代兵器とは世界を滅ぼすほどができる3つの力。「ウラヌス」「ポセイドン」「プルトン」の3つです。いずれも海賊達や世界政府が探し、奪い合っている存在です。そしてウォーターセブンでは、古代兵器の一つ「プルトン」の正体が明らかになります。

また世界の勢力図も明らかになっていきます。世界170か国以上が加盟する、世界政府。その配下には海軍や諜報部隊であるサイファーポール(CP)、司法機関であるエニエスロビーという組織がいます。

その世界政府に公認された海賊である「七武海」。新世界では「四皇」と呼ばれる世界最強クラスの海賊がしのぎを削ります。海軍、七武海、四皇の3大勢力が世界の均衡を守っているといわれています。また、そんな四皇に割って入ろうとする海賊のルーキーたち。特にルフィと同じタイミングでグランドライン入りした11人の海賊は「最悪の世代」と呼ばれています。最後に世界政府を倒そうとしている「革命軍」と多くの組織がしのぎを削る世界です。

ウォーターセブン編ではロビンの幼少時代で故郷のオハラが登場します。「空白の100年」という800年前の文献が何も残っていない歴史の存在が明らかになります。この「空白の100年」が何なのかこちらも物語の大きな謎の一つになります。それを解くカギが、ポーネグリフに刻まれた古代文字を解読 できるロビンなのです。

頂上決戦

ルフィ達はグランドラインの中間地点のシャボンディ諸島にたどり着きます。そこでトラブルを起こしたため世界政府の最高戦力の一人である大将黄猿に襲われた上、七武海バーソロミューくまによって麦わらの一味は世界中に散り散り飛ばされます。

ルフィは七武海ハンコックが治めるアマゾン・リリーに飛ばされますが、そこで世界政府による兄エースの公開処刑が迫っているニュースを知ります。ハンコックの協力のもと大監獄インペルダウンに侵入、マリンフォードでは戦争のど真ん中に突っ込み、救出を試みますが、目の前でエースを失い心にも体にも大きな傷を負ってしまいます。インペルダウンでは後に仲間になるジンベエに出会います。

自分の力不足を痛感したルフィは世界中に散った8人の仲間に、メディアを通じメッセージを送ります。「それぞれ力をつけて、2年後の再びシャボンディ諸島で合流しよう」と。

新世界突入

新世界は派遣争いの海。四皇を中心に、それぞれの戦略でワンピースを目指します。ルフィは四皇全員を倒す気満々でいます。

新世界の入り口の魚人島では、古代兵器「ポセイドン」の正体が明らかになります。また800年前に実在した人物、ジョイボーイという人物の存在が明らかになります。この人物こそがラフテルに「とんでもない宝」を残した張本人です。

ルフィはこの魚人島では四皇ビッグマムに、ドレスローザではもう一人の四皇カイドウにも喧嘩を売る形となり、早くも2人の四皇に狙われる立場になります。

「最悪の世代」と呼ばれる11人の海賊達は四皇の傘下になる者、同盟を組むものと様々です。ルフィカイドウを倒すため、「最悪の世代」の一人、トラファルガー・ローと同盟を組みワノ国を目指しますが、途中のゾウで大きく話が動きます。

ゾウでは、「ロードポーネグリフ」というものが世界に4つ存在し、4つの情報をすべて合わせるとラフテルの場所を示すことを知ります。そのうちの1つはゾウに存在して、さっそくロビンが古代文字を解読します。

ゾロ達は作戦を遂行すべき先にワノ国入りします。しかし、ルフィ達は政略結婚に巻き込まれ一味を抜けたサンジホールケーキアイランドにいるビッグマムから取り返してからワノ国へ向かいます。この際ブルックが命がけでビッグマムが持つロードポーネグリフの写真を撮ったので、これで2つ目。

残り1つのロードポーネグリフはカイドウが所持し、もう1つの場所は不明です。こうしてルフィ達もワノ国に合流し、ワノ国編、大盛り上がりを見せています。

まとめ

漫画ワンピースのあらすじをざっくりと振り返りました。ルフィ達はワンピースを目指し、新世界のワノ国を冒険しています。物語では下記の謎が「伏線」として残されていてこれらの明らかになっていくのが楽しみですね。

  • ひとつなぎの大秘宝(ワンピース) の正体とは
  • ラフテルへのたどりつき方は
  • 3つ目の古代兵器の正体とは何か
  • Dの一族とは何者なのか
  • 空白の100年とは何か


 

世界地図,未分類

本記事では漫画「ワンピース」の地理をわかりやすく解説していきます。

ワンピースという漫画は主人公のルフィ達が、海賊王ゴール・D・ロジャーが残した宝、「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指して世界の海を冒険する話です。

ただし連載がかなり長く、ルフィ達はどこを目指しているのか?一体冒険はどこまで進んできているのか?など、ワンピースの世界における地理がわからなくなっている人も多いですよね。

そこで本記事ではワンピースの世界地理の全体像を解説しつつ、作中に頻繁に出てくるこんな言葉の意味もわかるようにしちゃいます。

  • グランドライン
  • レッドライン
  • カームベルト
  • 新世界

ワンピースの世界は1つの大陸(レッドライン)により2つわかれている

まずワンピースの世界は「レッドライン(赤い土の大陸)」と呼ばれる巨大な大陸で真っ二つに分かれています。

しかも大陸といっても、私たちがイメージする広大な土地ではなく、地中から空の上まで伸びている、超巨大な崖といった方がイメージが近いですかね。

このレッドラインを通過できる場所は世界中で2か所しかありません。詳細は後述しますが、それが「リヴァースマウンテン」と「グランドライン」の中間地点です。

カームベルトってなんだ?

レッドラインが縦に世界を真っ二つにする分けるものであるならば、2本カームベルト(凪の帯)は世界を横に真っ二つにわけています。

カームベルトは、風が一切発生せず帆船が進むのが難しいのに加え、海王類と呼ばれる超巨大で最強の生物達がうじゃうじゃ存在しており、通過することが難しく、名をあげた海賊ですら突破は命がけでです。

この2本のカームベルトに挟まれる海こそが、ルフィ達の冒険のメイン舞台である「偉大なる航路(グランドライン)」になります。

ワンピースの世界には5つの海が存在している

ここまで紹介したレッドラインとカームベルトによって、ワンピースの世界の海は5つの海に完全に分断されています。

ルフィやゾロの出身地である「東の海(イーストブルー)」、サンジが生まれた「北の海(ノールブルー)」、「西の海(ウェストブルー)」「南の海(サウスブルー)」の東西南北4つの海に加え、先ほど紹介した「偉大なる航路(グランドライン)」です。

偉大なる航路(グランドライン)と新世界

偉大なる航路(グランドライン)はレッドラインを境に、前半の海と後半の海のわかれていて、後半の海のことを特に「新世界」と呼びます。

5つの海はレッドラインとカームベルトで完全に分断されていて、それぞれまともには行き来はできません。唯一の例外が、先ほど述べたレッドラインを通過できるポイントの1つ「リヴァースマウンテン」です。

リヴァースマウンテンは東西南北の4つの海とグランドラインの接点に位置する山で、すごい勢いで流れる運河に乗って、頂上まで駆け上がり、そこから一気に駆け降りるとグランドラインに入ることができます。

グランドラインを進んでいくと、ちょうど中間地点で再びレッドラインにぶちあたります。その地点を境に「前半の海」と「後半の海」に分かれます。「後半の海」は特に「新世界と呼ばれ、現在はルフィ達も今はこの海を冒険しています。

新世界に入るルートは魚人島ルートと聖地マリージョアルートの2つ

新世界に入るには、「魚人島ルート」と「聖地マリージョアルート」の2つしかありません。

レッドラインを通過できるポイントは2つとほど言いました。1つ目はグランドラインの入り口、「リヴァースマウンテン」。そして2つ目がこのグランドラインの「前半の海」と「後半の海」を結ぶ中間地点です。

グランドラインの中間地点でレッドラインと通過するには、地上ルートと地下ルートの2つのルートがあります。地上のルートは聖地マリージョアを通るルート。通行には政府に申請して許可をもらう必要があるので、海賊がこのルートを通ることは不可能です。

そこで海賊達が通るルートは地下のルート、魚人島を通過するルートしかありません。地下1万メートルに魚人島がある大きな穴が空いていて、そこを通過します。ただし、普通の船はそもそも水中に潜れないし、仮に潜れても水圧でぺっちゃんこですので、職人によって「コーティング」を施して深海に対応できるようにする必要があります。

グランドラインから出る方法はあるの?

グランドラインから出る明確な方法は現時点では作中では紹介されていませんが、方法は存在します。

例として、東の海編においては世界最高の剣士である「鷹の目のミホーク」が、グランドラインから「東の海」に現れたことがあります。

頂上決戦編では白ひげやシャンクスといった普段は新世界を舞台として活動する海賊達が、グランドライン前半の海であるマリンフォードに集結しました。

海賊の適役である海軍の最新技術では、船を海王類から見つかりにくく加工することでカームベルトを通過できるそうですが、海賊達がどのような手段を使って5つの海を移動しているのか、現時点では不明です。

ルフィ達はどこを目指しているの?

ルフィ達が目指しているいるのはラフテルという島です。

グランドラインの最終地点と言われていますが、正確な場所はわかりません。ましてやここに世界中の海賊が血眼人になって探している「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」があるのかもわかりません。

ロードポーネグリフ」という世界で4つしか存在しない赤い石があり、その石に示された4つの地点を結んだ場所に「ラフテルが浮かび上がる」そうです。

これがグランドラインを1周した、リヴァースマウンテンの手前なのか、それとも全く違う場所になるのか、現時点ではわかっていません。わかっているのは、グランドラインの航路を進んでたどり着くのは水先星島(ロードスター島)という島だということで、ラフテルへ行く方法を知っているのは海賊王ゴール・D・ロジャーとそのクルー達だけということです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

簡単にまとめると、

  • ワンピースの世界はレッドラインと2本のカームベルトにより5つの海に分かれる
  • 2本のカームベルトの間の海がグランドラインで特に後半の海は新世界と呼ばれる
  • ルフィ達はグランドラインの最終地点であるラフテルを目指しているが、現時点で場所は不明

今後、後半の海の地理が明らかになっていくのが楽しみで仕方ないですね。